koumura.net Masahiko Koumura official web site「日本の未来」への安心 ー「改革」に魂をー衆議院議員 高村正彦 こうむらまさひこ
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平成19年8月23日
河本敏夫先生がいつも、政治の目的は国民生活を豊かにすることだと言っていた。国民生活を豊かにするために改革が必要だということは、だいたい国民のコンセンサスになっていたと思う。そういうことで郵政選挙までは、何回かの選挙で改革という言葉がキーワードになって戦われたと思う。ただ、改革を進める中で、光の部分だけでなくて、影の部分がかなり出てきた。影の部分によって生活が苦しくなった人たちに、民主党の「生活第一」というスローガン、生活という言葉が非常に効いたというのが、この前の参議院選挙ではなかったかと思う。だからといって改革が必要なくなったということではなくて、改革の中身が問われていると思う。影の部分、地方に配慮した改革、弱い人に配慮した改革、そういった改革の中身、方向を、きっちり安倍総理総裁には打ち出してもらいたいと思う。そしてそれにふさわしい人事をやって頂きたいと思う。

 

平成19年8月9日

 小泉前総理が、「自民党はこの敗北に耐えられるか、民主党はこの勝利に耐えられるか」と、なかなか含蓄のある話をされたとのことだが、その筆法で言うと、前回の郵政選挙の圧勝に自民党は耐えられなかったからこの度敗北した、ということも言えないわけではないと思う。この敗北で腰を抜かすことなく、必要な改革はこれからも進めていく、それと同時に、郵政選挙の圧勝で傲慢になった部分があったとすれば、それを反省して、改革の影の部分にしかるべき手を打っていく、こういうことが必要だろうと思う。
民主党がテロ特措法に反対して、この延長を葬り去るとすれば、やはり日本は、国連から要請された国際社会の対テロ共同行動から撤退せざるを得ない訳で、そうなれば、その限りで日本は孤立化していくということになるから、民主党がこの勝利に耐えられなかったというだけでなく、日本国がこの選挙結果に耐えられなかったという結果になるのではないかと憂慮している。

 

平成19年8月2日

 山東さん、有村さん、この逆風の中での当選、おめでとうございます。2人の誠実な政治活動が評価されたのだと思う。局地戦では勝つことが出来たが、自民党総体では惨敗という結果に終わった。これは、改革の影の部分に対する手当が十分でなかった、やっていたにしても、国民の耳に十分届いていなかったという事だと思う。そうであるからこそ今度の選挙では、改革という言葉がキーワードにならず、むしろ生活という言葉がキーワードになったということだと思う。
本来ならば、豊かな国民生活を実現するために改革を実行していく、その改革の中身とか、改革の影の部分に、どう手当をしていくかという具体的なことが問われなければいけなかったが、我が方のそういうメッセージが十分、国民に届かなかったということだろうと思う。たとえば、三位一体改革、これは中央から地方へという、方向的には絶対に正しい方向だが、少なくとも現時点まで地域間の格差を拡げてきたというのは認めざるを得ない現実で、そういうことについてどう手を打っていくのか、今まで打ってきたことをどう国民に届けるのか、そういうことが十分でなかったと思う。
地域間の格差が大きくなるということは、国民が住んでいる地域によって競争条件が同じでない、機会均等でないということにもなるわけで、こういうところはきちんと手を打たないといけない。そういう意味で、ぜひ党の中に、衆議院議員でも参議院議員でも、あるいは今度の参議院選挙を闘った人でも、それぞれの地域から代表者が出ている訳であるから、そういう人たちの声に政府も党執行部も十分耳を傾ける機会を作って頂きたい。それを十分聞いた上で、総理は、反省すべきは反省し、ということを言っているが、どこをどのように反省し、どういう政策を打ち出していくのかということをしっかりメッセージを出してもらう。そしてそれにふさわしいような人事を行ってもらう。それがしっかり国民に届くか届かないかによって、安倍総理の再チャレンジが成功するかしないか、そういうことがかかっていると思う。私と同じ考えのもとに、大島先生が官邸に行って、総理にアドバイスをしてくれたということも聞いているが、現時点での私の考えは、そういうことだ。

 

平成19年7月5日

 ロシアが日本の漁船を拿捕して、乗組員を拘留してもう一ヶ月を超えているが、国連海洋法条約では、合理的な補償金を支払うことで速やかに乗組員を釈放しなければならない、となっているにも関わらず、一切ロシア側が応じようとしていない。日本とすれば、国際海洋法裁判所に付託できることにルール上なっているので、これを速やかにすべきだと考えている。
そういうことをすると、ロシア側からさらなる意地悪があるのではないかと業界の一部で心配する声がある訳だが、こういうところは国際ルールに則って正当な主張をしていくという、日本の主張する外交ということに則った措置として必要なのではないかと思う。今まで同じ様な件で国際海洋法裁判所に提訴した事案では、任意に釈放した以外、全部提訴側が勝っているので、ここはきちんと筋を通してやるべきだと思う。

 

平成19年6月28
 北朝鮮が弾道ミサイルを発射したということだが、ここ数回、短距離ミサイルを演習で発射していたが、今回は弾道ミサイルということであるから、これは正面から国連決議に違反するわけだ。はなはだ遺憾なことである。
北朝鮮は6カ国協議のいわゆる初期的段階を実施せざるを得なくなって、そして新たなミサイルの分野で瀬戸際外交を展開しようと、こういうことだと思われるが、やはり他の5カ国、あるいは国際社会全体が、こういう瀬戸際外交によって得をさせない、もっと言えば損をさせるという措置が必要になってくると考えている。

 

平成19年6月21
 与党が承認して政府が必要だと考えて提案した法案を、与党が成立を図るために全力を尽くすというのは、ごく当然なことだ。会期が迫って、審議時間が足りないということであれば、ルールに従って粛々と会期を延長する、これも自然な流れだと思う。
民主党の小沢党首や鳩山幹事長は通年国会が持論である方であり、そういう方が、ルールに従って会期を延長し審議時間を確保することに反対だというのは、選挙目当ての党利党略だとしか考えようが無いと思う。

 

平成19年6月14
 国家公務員法の改正等、重要法案がまだ残っているわけだが、少なくとも現時点においては、会期内に処理すべく全力を尽くしていただきたいと思っている。

赤城農相が、就任直後であるが、今ヨーロッパに飛んで、WTOで日本の主張を各国に説得すべく、最大の努力をしている。特にドイツでは、いわゆるG4、日本が入っていない4つの国を中心に進めているので、日本も入れろ、日本と共にオーストラリア、この2国を入れてG6というかたちでやれ、ということを主張して赤城さんが活躍している。引き続いて応援していきたいと考えている。

 

平成19年6月7
 赤城農水大臣が誕生して初めての例会だ。心からお祝い申し上げる。大変、厳しい状況の中での船出であるが、みんなで支えていきたい。それが安倍内閣を支え、次の参議院選挙で自民党が勝利する、そういう結果をもたらすことになると思う。赤城さんは、自らの見識とその清新さをもって、攻めの農業にご奮闘いただくよう、よろしくお願いする。

 コムスンが、全事業を関係会社というか兄弟会社に譲渡するということだが、利用者の観点から判断すべきだということは当然だが、一方で、これが処分逃れだとか、脱法行為だとか、そういう結果にならないように、そういう観点からも、厚生労働省あるいは各自治体は、厳しい判断をしてもらいたいと思う。
幾つかの自治体は、介護保険料の返還請求をしているということであるが、民事的に返還請求できるような案件であれば、これは刑事上も詐欺罪になる可能性が高いと思うので、公務員には、犯罪があると思料するときは、告発義務があるわけだから、もし詐欺罪に該当するような場合であれば、告発義務をきちっと果たしてもらいたいと思う。

 

平成19年5月31
 年金納付の記載漏れについて、納付の記載漏れが支給漏れにつながらないよう、運用の上でも的確な手を打っていかなければいけない話だと思う。
昨日の党首討論で小沢党首が、納付したのかしてないのかということの立証責任を、転換して社会保険庁側に負わせろという趣旨のことを言ったが、立証責任を転換するとなると、事実上主張してきた人には全部年金を支払うということになる。これはまた、違った新しい問題を提起することになってしまう。年金財政がおかしくなって、きちんと支払ってきた人が、往復ビンタを受けるというようなことになりかねないと思う。
ただ一方で、領収書を持っていない受給者側に責任があるのか、社会保険庁側に責任があるのかと問われれば、それは社会保険庁側に責任があると言わざるを得ないわけだから、立証責任は転換しないまでも、立証の負担を軽くする、あるいは、あまり厳格な立証を求めないようにすることが必要だと思う。それは、領収書は無くても、そのときの出し入れを記録した預金通帳があればいいなどという程度ではなく、請求する側の主張が相当の合理性を持った主張であれば、物証が無くとも積極的に認めていく、ということをしないと社会保険庁側のミス、国側のミスということから発したこの問題は、納得を得られないと思う。第三者機関が判定するに際して、やはり基準を設定しなければいけない。どのくらいの立証で足りるのかという基準を設定しなければいけない。そういう基準をつくることが大切かなと思う。
いずれにしても、実際に年金を納付しておきながら、受け取ることが出来ないという被害者が出ない、あるいは、少なくする、そのことが何よりも大切なことなので、与野党とも、参議院選に向けて点数を稼ごうなどという心ではなく、被害者をどう少なくするかという観点に立って、いろいろな処理を進めてもらいたいと思う。

 

平成19年5月24
 経団連の御手洗体制が2年目に入って、御手洗会長は、雇用が重要課題だということをおっしゃっている。副会長の張さんが格差について触れて、ジャパニーズスタンダードを創っていかないといけないということをおっしゃっている。それぞれの発言を歓迎したいと思う。
昔、北欧諸国は、高福祉なるが故に、競争力が無いと言われてきたが、最近は高福祉を維持しながら、極めて競争力の強い国になって、そういうスタンダードを世界に発信している。
日本も再チャレンジだとか、地域再生をしかりやって、極端な格差を作らない中で競争力も強めていく、競争力強化のためには格差はやむを得ないというアメリカンスタンダードとは違った、ジャパニーズスタンダードを創っていかないといけない。そういうことを今度の参議院選挙でも、わが党として積極的に訴えていくことが良いと思う。

 

平成19年5月17
 外国人の研修・技能実習制度について、長勢法務大臣が、抜本的見直しの検討が必要だと言っておられる。確かにこの制度は、建前は国際的技能移転を目的にしているが、実際に使う人たちは、労働力不足を補うことに本音としては使っている。
そういう本音の部分にもそれなりの必要性があるということで、普段はお目こぼしをしているが、時々建前に戻って取締りをやる。それを、利用している人たちは、取締りが恣意的ではないかという感じを持つと思うが、本音と建前で、かなり落差がある。
そういう中で、やはり、労働力不足に対応するんだという面を一部、建前としても取り入れて、そして、確かにそれは治安をはじめ、社会的問題との関連もあるので、どうしたらバランスよく新しい制度が出来るのか検討してもらいたいと思う。問題がかなり広い問題になるので、法務省、あるいは、経産省、厚労省を含めて、政府全体で、バランスの良い制度設計を、スピード感をもってやってもらいたい。これからの日本の経済、あるいは、社会に極めて大切なことだと思う。

 

平成19年5月10
 ふるさと納税制度について政府・与党が実現に向けて検討に入ったわけだが、昨年私たちが、安心と夢のある日本という政策提言をする際の勉強会で、西本さんが提唱していたものとほぼ同じものである。
税のプロから言えば、住民サービスの対価であるものを今住民サービスしてないところに出すのはおかしいじゃないかという抵抗感もあるかもしれないが、やはり個人のふるさとを思う心に応えると同時に、結果として税収格差を埋めるという良い結果もあるので、私は一定限度であればそれは国民の常識に適うものだと思う。
そして更に進んで昨日、中川幹事長が国税についても自治体に対する寄付金の税額控除を認めようということを言っておられたが、大体、ふるさと納税制度と同じ主旨だと思う。財務省と総務省という、省を越えるということで、余計抵抗感があるかもしれないが、省を越えること、ということは、正当な抵抗理由にならないわけで、これも積極的に検討したらいい事だと思う。

 

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